スキンケアを行う上では、必然的な事だったのかもしれませんが、始まりはひょんな事からでした。
既にリチェッタ開業当初より始まっていたフルーツ酸を利用したスキンケアに関する研究と開発。
当然仕上げに化粧水を使いたいのですが、気になっていたのは全成分表示の無いコスメ。(当時の化粧品は成分表示の決まりがありませんでした)
苦労してアルコールフリー、低刺激の物を見つけても(どこかは妥協していましたが・・)いつの間にか配合成分が変わってしまい、結局お肌に合わなくなってしまうことの連続だったのです。
これでは、お客様に安心して使用することができません。(一般のエステはいいんですかね?・・なんて余計な事か)
そして一番の問題は、自分たちの肌に合って、長く使い続けることができそうなコスメが見つからない!!のです。
スタッフHIDEは、Cで始まる某有名メーカーの化粧品なんぞを使っていた時期もありますが、結局お肌にしっくりこないし、長く使い続けるには高価だし・・
ドクターHARUに向かって「お医者さん、なんとかせー」って雄叫びを上げる日々でした。
とそんな折、我々のスキンケア開発を、初めから見守りバックアップして下さっていたミスターM(元Kで始まる大手化粧品メーカーの研究所長さんでした)が囁くのです。
「それなら先生、自分で作っちゃいなさいよ」
豚もおだてりゃ木に登る・・・ですね。(必要は、発明の母 なんて言いたいのですが・・)
こうして 秘伝のタレ・・レガロスキンローション・・の開発が始まりました。
配合の検討→試作の依頼→薬ヶ月、自分たちで試作品のお肌テスト→しっくり来ない(当然ですよね)
当然、良かれと思って配合した保湿成分にあたり、お肌は荒れてザラザラ、赤い、ヤバイ!
配合成分を替えて試作の依頼→お肌でテスト
そしてまだだめだー、またまたお肌はザラザラ・・
この繰り返し、一度に作られる試作品も3種類程度ありますが、ひとつを数週間ずつ試します。
よりシンプルに、よりたっぷりと・・「えーそんなに濃度高くしますか」と言われつつ。
ある程度配合成分が整ってきたところで、価格の設定も、容器の選択も、キャップも別に選ぶんですよ。
またまた夜なべ仕事、レタリングを使ってデザインします。
当然、寝不足はお肌によろしくない!です。
そういえば、子供の頃から養命酒はありました。そして今でもありますよね。我々もずーっと長く使っていられるコスメをめざしましたので、当然価格もやさしくなければ続きません。ですからお安く設定したかったのです。
だってね、開発をお手伝いして下さったミスターTが、工場へ行きますと「先生かわりもんだから、よろしくお願いしますよ」って協力にサポート!?していただき、流石に頑固なドクターHARU、製品内容と価格への思いを貫きましたよ。
打ち合わせ中でも「そんなに安い金額設定にするんですか?」とエンジニアの方にも驚かれ(あきれられていたらしい)
いーんですよーーだ。
世のため人のため・・・いえいえ自分たちの為!なんですよね。
開発を終えて13年以上経過した今でも、変わらず使い続けられる秘伝のタレ、このとき頑張って良かったぁ〜
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