コンセプトなんてかっこいいものではありませんが、自分たちのお店を始める前から、そして現在までずっと思い続けていること・・
華美な設備は資金的に無理だから、来店して頂いたお客様が、ゆったりとくつろいで頂ける様に、できるかぎり自分たちのイメージを大切に、インテリアや間取りを設計しました。
とは言え、せっかくなので、自分達が日々心地よく過ごせるリビングの様なスペースにしちゃおう！
我々がくつろいでいれば、きっとお客様もくつろいでいただけるに違いない・・なんて思ったりして・・・
・・自分たちも、ゆったり、マッタリ・・
自分達が一所懸命勉強してきた医学の知識と経験を活かして、質の高いスキンケアを行えるように頑張っています。
お肌に関係して、お手入れ方法だけではく、体全体のコンディション作りなど、経験と裏付けのあるアドバイスができる場所であってもいいのかなと思っています。
メディカルな知識を大切にしたスキンケア、そんな思いの伝わる言葉を探して目についたのが、「処方箋」という意味のイタリア語で「 la ricetta 」
個々のお客様に合わせて、適切なスキンケアを「処方」できるといいな・・との思いから、この単語に我々二人の頭文字
「 H 」を加えて「 RICHETTA 」としました。（某イタリア料理のお店とは、ここが違うんですよ）
ロゴの製作はごくごくアナログ、二人でいろいろ好きにレタリングして、お互いの作品を評価して気に入ったものを採用しました。
・・詳細は、気まぐれな日記1995年のページにあります
ドクターHARUが積み上げたノウハウを、めいっぱいお供のHIDEとNAOに伝授して、自分たちの小さな城「リチェッタ」を立ち上げました。
お客様に「また来ようかな」と思って頂けるように、そして我々も様々なお客様とお話できることを楽しみつつ、ゆったり、まったりとお仕事を続けております。
初期は、ニードル脱毛一筋でお仕事を続けておりましたが、やがて欲深き？スタッフ、そしてお肌に悩みを持つお客様方に、「お肌のケアを何とかして！」と切望され、スキンケアとオリジナルの基礎化粧品の研究開発を行う成り行きになりました。
人は、必ず年をとってしまいますが、「どうせなら、美しく年を重ねる女性がイイナ」というのがドクターの思いでもあり、それはそれは一所懸命、開発しました！
そして数年の月日を重ね、お客様方やスタッフのお気に召していただけるスキンケアと基礎化粧品が無事完成し、
めでたし、めでたし！・・・
リチェッタの仕事、ドクターとしては少し畑違いの分野ではありましたが、長くやりがいのあるお仕事として、たいそう気に入り・・・そして気づけば、あっという間に16年が過ぎ、まだ続けております。
お伴の二人は、お肌の曲がり角を何度も曲がり・・・リチェッタのスキンケアと化粧品を手放せない年齢にはまり込み、この仕事を、やっていて良かったと思う日々・・なのです。
開業当初はニードル脱毛一択でしたが、現在はレーザー脱毛がメインの時代となりました。
ところがHARUは大学病院時代に様々なレーザー治療を経験したことより、レーザー脱毛には限界のある事に気付き、皆がレーザー脱毛へ移行していく時にもかたくなにニードル脱毛にこだわり、続けて来ました。絶対にニードル脱毛が必要なのだから・・と
そして現在日本ではほぼニードル脱毛が絶滅状態ですが、やはりHARUの考え通りニードル脱毛でなければ出来ないエリアがあります。
何故か若手の医師はニードル脱毛の技術を軽視？して、軽傷者の居ない時代になってしまいました。困った事ですね。
そして、開設した当初より我々の視力も体力もやがて下がることは分かっておりました。
できるだけニードル脱毛を続ける為に営業時間を短縮し、お休みを増やし、スキンケアも終了し、頑張っておりますが・・
お客様に励まされつつなんとか続けておりますが、我々の納得できる十分なスキルが維持できる状態で終了日を決める事としました。
2026年10月31日でニードル脱毛を終了する予定です。（この日HARUは70歳になりますので、区切りかな・・と思います）
ニードル脱毛の施術に関しては医療の知識と資格が必要である為後継者がおりませんが、開発した化粧品の販売はスタッフNが継続致します。
料理の世界一筋に進んでいた2代目が、ふと方向転換してリチェッタへ戻って来ましたので、オリジナルコスメの販売は続けられそうです。
コレがないと我々も衰えるお肌ケアに困りますので・・ね。
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