お客様には、いつものーんびり、まーったりと仕事をしているように見えるやもしれませんが、本当はもっとたくさんのお仕事をこなしています。
リチェッタ現場は、いわば「とーちゃん」「かーちゃん」で切り盛りする個人商店です。
ですから施術を行うだけでなく、お店で使用する色々なパンフレット、お化粧品への貼付説明書などの印刷物も全て我々が制作します。
スキンケアや化粧品の研究・開発も自分達で行います。
普通なら他所の会社にお願いすることを、極力ぜーんぶ自分たちで行ってきました。
そして、今では他所の為のお仕事もすこーしこなしています。(結構働いていますでしょ!?)
勿論、初めは印刷物の作成は専門業者へ依頼しました。全くの分野違いでしたから・・
でもなかなか自分たちがイメージしたデザインには仕上がらず、細かな内容の変更にしても、いちいち修正にコストがかかり、結局自作した方がイイね!ということになりました。資金にゆとりなんて、全然ありませんでしたから・・
以来、リチェッタのパンフもロゴ作りもぜーんぶ自社製作です!って二人でコツコツやるんですけどね。
初期のロゴ制作はレタリングを利用してアナログな作業でしたが、これはこれで、楽しかったですよ。
プリンターもA3サイズ対応の大きめのものと、沢山印刷する為にLASERプリンターを設置してメンテナンスが大変でした。
現在でも印刷物は全て社内印刷ですが、コンパクトなプリンターで間に合うようになりました。
メディカルな仕事をしていますと、個々の方の様子や施術の内容を毎回記録することが常識です。
以前は全て紙に書いて記録していましたが、保存するスペースがどんどん肥大していきますし、いざという時に、(ご予約電話の時など)素早く確認するのは大変ですから、全ての施術記録や販売記録などをパソコンで管理しております。
専用のソフトやシステムなどありませんので、やはりこれも自作です。「ファイルメーカー」というソフトを使用して、構築しております。
幸いなことに、リチェッタを始めるより10年以上昔から、実家や以前勤務したクリニックでのデータベースを構築すべく、悪戦苦闘の日々を続けておりましたので、リチェッタのデータベースはさほど苦労することなく仕上がりましたが、担当者HARUは、お店の仕事やお医者仕事をこなしつつ・・ということで、当然作業は夜中にもつれ込みます。
・・初期には、よくこのように行き倒れておりました。最近は大丈夫ですよ。
そして、内容の変化に応じて改良を重ねております。2013年にも、ソフトのバーションアップに合わせて改良を加えました。
見やすい画面になっていますよ。(小自慢)
さらに予約管理システムは、iPhoneを利用して、スタッフ全員シームレスに確認できるようにしています。(結構最先端でしょ?)
日進月歩、パソコン、ガジェットの変化について行くのも大変ですが、上手に利用することで、リチェッタの仕事もとってもスムースになります。
初めはニードル脱毛一筋だったのですが、エステの看板を出すからには、スキンケアも極めたかったので、研究をスタートさせました。
・・お肌は生き物です。お客様それぞれに違いがありますし、当然日々変化しますから、じっくり観察する時間も必要です。
自分たちのお肌を使い、身近な友人や親戚のお肌を拝借して、それはそれは丁寧に検証しつつ、時間をかけて納得できる手順を組み立てました。
・・施術の前後をスキンスコープでチェックして、記録して、調整して・・・と化学の実験みたいでしたよ。
自分達の思う事が少しずつ効果につながり、実証できて、リチェッタのレガロスキンケアシステムができあがりました。
こだわり抜いたスキンケアですから、ワザのコツをできるだけわかりやすく、使いやすく工夫して、エステサロンへお裾分け使用かなと思い、
特別なマニュアルも作成して、ご縁のあるサロンへ伝授いたしました。勿論困った時のサポート付きです。このためにも印刷、デザイン、と色々な作業が必要になりました。
エステ業界には国家資格がありません。(不思議なことですよね)
当然施術者の方々は、お肌の勉強が足りない世界。少しでもスキルの向上になればイイナと思うのです。
スキンケアを行う以上、絶対的に必要なのが、安心して使い続けられる基礎化粧品。でも、ちまたの化粧品は、すぐにラインアップが変化し、なかなか思うようになりません。
スキンケアを共同で開発して頂いていたミスターX(元カネボウの美容研究所長)のささやきで、基礎化粧品の開発も行いました。
・・試作品ができあがると、一つ一つをそれぞれのお肌で数週間試します。
塩梅が悪い場合はお肌がザラザラに荒れます。(我々はかなりアレルギー肌ら・し・い・・)
そしてまた、次の試作を試します。
一つ一つの検証に月単位の時間がかかるため、根気のいる作業でした。さすがに足かけ3年かかってしまいました。
これは、日々地道に行商です。勿論ネットの世界でも販売を行いますが、やはり人と人、丁寧に対話しながらの行商が続きます。
・・まだ横浜プリンスホテルが存在した頃、雑貨ショップで我々の化粧品を販売していたのです。
自分たちの手塩にかけた化粧品が、少しずつでも皆様に気に入っていただけるのは、楽しみです。
通販用の箱もセミオーダーにロゴをデザインして、毎回自分達で丁寧に箱詰めして発送します。
そしてそして、何時までも使い続けられる化粧品として、末永く販売して行くのが我々の老後の楽しみかも・・
ここ数年、HARUのリチェッタ仕事の中核となっています。日々リチェッタの仕事内容を紹介し、ネットの世界の進化に合わせて、書き換え作業を行います。当然今まで勉強してきた世界とは全く別の仕事ですが、日々目を乾かしながら、頑張っています。
・・リチェッタのデスク、深夜の自宅、クリニックの診療の合間、ネットが発達した現在は何処でも仕事場です。
専門業者からのお誘いは一切お断りして、全て自社製作です!(SEO対策ですって、そんなこと、当然やってますよーだ。)
このところ、高齢化の進む実家のクリニック。(院長である父は昭和2年生まれ)
医療の現場では、診療をこなす業務の中に、細かな事務作業が山のように存在します。
診療報酬の請求業務もその1つですが、現在はこれもインターネットを使用した手続きに制限されつつあります。
そのため、できるだけ雑務を簡潔にして診療行為をスムースにするために、Macを使ってシステムを構築しています。(電子カルテっちゅうやつですね)
患者さんへお薬を処方したり、薬の説明書を印刷したり、予防注射の履歴を確認したり・・・
院長が長年続けてきたアナログな紙(カルテ)をできるだけデジタルなデータに移行します。とはいえ、いきなり診察の間にキーボード入力するなんて作業は院長にはとても無理!(院長も当年86歳です!)
だから、すこーしずつ、すこーしずつ、入力する操作を増やして、慣れてもらいながら熟成させます。
それでも確実にシステムはより高度に進化し続けています。すごい!でしょ?(院長の柔軟性ですよね)
でも、診療中に不具合が起こると、すぐにヘルプの電話が入ります。これに電話ごしに即答するのも結構大変です。・・でもね、いずれ自分が全てやらねばならない時が来るやもしれませんしね。
ある時、仲良しのお店でシェフが、「ホームページを専門業者に依頼して掲載しているけど、なんだか効果がはっきりしないし、コストばかりがかさんで、止めてしまおうかな・・」なんてぼやいておられました。
それを聞いて、ふとHARUがつぶやきました。それなら、我々がページを作りましょうか?なーんて。(別に是非なんて依頼されるとも思わず)意外なことに、是非とお願いされてしまいやした。
それ以来、ぼちぼちとお店のコンテンツ作りも作業に加わりました。
他にも数件。ますますMacとにらめっこする時間が増えたHARUです。ふー
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