リチェッタが始まるよりさらに昔、ドクターHARUは、実家のクリニックの依頼を受けて、患者さんのデータベース作りを始めることとなりました。
当時勤務していた美容外科では、PCと呼ばれる一般的なマシンを使って、MS-DOSというOSとつきあいながら、データベースを構築していました。
ところが、ソフトを立ち上げたり、データを保存したり、いかなる場面でも、このMS-DOSで定められた儀式にのっとって、命令を入力せねばならず、ほとほとパソコンの世界に嫌気がさしておりました。
ところが、当初よりMacの場合は、画面の絵(アイコンですね)を矢印でカチカチすれば、何となく作業が進むので、とーっても楽ちんで扱いやすい世界でした。
そこで、今後の自分の仕事の為には、Macの世界でデータベースを構築しようと思ったのです。
当時のMacは、(パソコン全体がそうでしたが・・)大変高価で、おいそれと買える物ではなかったので、しばらくは解説本を読みながら、データベースの構築をしておりました。(イメトレみたいな感じですよね)
その時のソフトが、「ファイルメーカーⅡ」です。
数年の後、実際にMacを購入してソフトも購入したところ、既に「ファイルメーカーPro」と名称の変化した、アップグレード版が手元にやってきました。
以降、四半世紀に渡って、ずーっとデータベースはファイルメーカーProです。
当然、勤務していたクリニックのデータベースも、パソコンを全てMacに入れ替えて、ファイルメーカーで構築し直しました。
リチェッタを開設した当初は、まだまだお供のスタッフも業務に不慣れであった為、さらなる負担をかけないように、アナログなファイルでお客様のデータをストックしていましたが、リチェッタのような小さなスペースでは、到底ストックしきれなくなってしまうことがわかっていましたので、早い時期に「ファイルメーカー」ソフトにてパソコンにデータを入力する方法に切り替えました。
勿論、全ての施術データを入力するわけですから、キーボードに慣れていないお伴のスタッフ二人から、大きな抵抗に合いましたが、HARUはぐっと負けずに、紙を全廃しました。
1本指入力も許可せず、きちんと両手の指を使って入力するように見張りつつ・・・
そして気付けば、二人ともだべりながらブラインドタッチで入力するまでに馴染んでおります。(やればできゅーる!)
そんなある日、ファイルメーカー社から「ユーザー導入事例の紹介」として、リチェッタでの使用方法等のインタビューを受けました。そして今でもファイルメーカー社のホームページ上に掲載されています。うしし
ほんの小さな規模で、他社の例に比べるとちょっと恥ずかしい気もしますが、ま いいか。
・・インタビューの際に頂いたクリップとメモリーです
実家のクリニックを手伝うようになってから、こちらも早速データベースをファイルメーカーで構築です。
ここでは、院長である父親の行うアナログな作業を、引きづりながら、徐々に徐々に、デジタルの恩恵をしみ込ませています。(いずれ、引き継ぐ自分の仕事を減らせるように・・)
今では、Mac無しでは院長も診療がままならない!という程に、使い込んでくれています。
2013年夏より、iPadにFileMaker Goもインストールして使っています。厄介だった紙の記録もどんどん減らしてエコ!です。
これからも、仕事をする上で、ずっとずっと離れられない・・のでしょうね。
・・おかげさまで、リチェッタの棚は、お客様のファイルに占領されることなく、スタッフの憩いの文庫?(大人買いのコミックだったりして)やら、趣味の物が共存するスペースが生まれました。
でめたし でめたし。ね。
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