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契約時に判明した事、このビルは、一切の看板、窓際のポスター等を掲載してはいけない!のでした。
ちょっとヤバサも感じましたが、そこは勢い、何とかなるさと踏み切ってしまいました。
2月:
早速「城」の内装を自分達で設計開始です。あーでもない、こーでもない・・と、それはそれは大変なんですが、楽しみながら・・またまたHARUとHIDEの夜なべ仕事です。
図面に、断面が三角の妙な製図用定規なんぞで、長さを計算しながら・・・
レイアウトに合わせて家具の調達も開始。
「城」の中央に位置するテーブルは、イタリア原産のレッドトラバーチンにしましたが、これも個々のテーブルによって模様の流れが異なるため、6点ある在庫の現物を全て見せてもらって、二人で一番気に入ったテーブルにしました。
・・エキゾチックな模様があるんですよ。そして、オレンジを感じる模様。
内装のコンセプトは、とにかく「スタッフがくつろげる空間!」
一番長く過ごすスタッフがゆったりしていなければ、お客様だってくつろげない!ですよね?
(コレがリチェッタの持論)
4月:オープン予定マギワ
内装工事も終わり、家具も搬入されていた頃、メインとなるテーブルの搬入が行われました。
ところが、台座に天板をのせる鉄のジョイントがうまく合わずに天板がぐらぐらするという大変な事態に!
早急に倉庫より別のジョイントを取り寄せるも、(業者さんの手違いにより)うまく組み合わず。
慌てて、再度別のジョイントを取寄せて、やっと固定が完了しました。
何事も一筋縄ではいかず・・お城作りは刺激的!(消耗も激しい!!けど・・)
・・お客様は、多分覗いたことの無いテーブル下のショット
仕事中、ズーッとジャズを流しておくのが夢だったHARU。
・・壁にJBLのスピーカーをつけて、いつでもJazzが聞けるようにスタンバイ。
4月18日:ひそかに「リチェッタ」オープン
でき上がった「城」にスタッフ一同ニヤニヤ・・
思いっきり好き勝手に作り、居心地の良いお城になりました。
・・無事に収まったテーブル。
お店は、個々に完成しましたが、会社としてリチェッタの設立場所は、逗子の自宅だったのです。(間に合わないと困るので・・)後日、お店の場所に会社を移転させましたけどね。
入り口のポップもお手製でした。
・・最初の入り口はこんな感じでした。
ちょっとバブリー?な5人体制でのスタート
そもそもお店を企んだ時点では、ちびっ子の子育て中でしたから何かと用事が多く、スタッフHIDEとNAOが揃ってお店にずっと待機することは無理でしたから、さらに二人の助っ人(いずれも従姉妹)をお願いして、総勢5人体制でのスタートとなりました。
勿論スタッフHARUは、美容外科クリニックでの手術漬け勤務と平行していましたので、時々の登場でした。
同時に5人が出勤することは無かったとはいえ、今にして思えば、たいそうバブリーな体制でしたね。
初めの数ヶ月はヒマ!
勿論一般の方は、だーれもリチェッタなんぞ知らんので、ここからがターイヘン!
お店の広報活動開始です。当時は、ネットの検索なんてありませんでしたから、全てがアナログな手段です。
リーフレットを作成して周辺地域にポスティングしたり、タウン誌に脱毛に関する啓蒙記事を載せてもらったり、やたらめったらコストがかかります。(だからあまりたくさんの事はできませんでした)
・・・路線バスのドアーに制裁した公国です。記念の1枚は家のドアに貼ってあります。
初めから多くのお客様を期待しておりませんでしたし、「きっと数年はかかるんだろうな~」なんて思っておりましたので、相変わらず店内はのんびりした雰囲気が続きました。
Macもプリンターも、タンジェリン(オレンジ)で合わせてみました。(今となっては懐かしい・・でも粋なマシンでしたね。)
店内のイメージカラーをオレンジで統一しておいたのも、ゆったりした雰囲気作りには、良かったと思います。
光陰矢のごとし・・
勿論、HARUは別の仕事で生活を支えておりましたので、時間と体力は相当に消耗しておりましたが、まだ年も若かったので、なんとかなりましたが、リチェッタが忙しかったら、大変だったでしょうね。
ま、しょうかないですよね?・・・
でもこの年、ちーっとはお客様が来店されましたよ!
そして、気が付くと年末・・・時の経つのは早いです・・・
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