結婚当初より、なんとなく いつかはイタリアへ行けたらイイな・・なんて思いつつ、現実には医療の仕事に忙殺されて時は過ぎ
あこがれの気持ちを込めてお店の名称はイタリア語のLa Ricettaをもじり・・
そろそろ結婚25周年も過ぎた頃、ラストチャンスと気付いて旅行資金の積み立てを開始。
そしてそして、ついにイタリアへやって参りました。
感じるままに、忘れないうちに、すこーしずつイタリア紀行のお裾分け。
(前半部分は、シチリアのホテルバルコニーより、前方の海をぼんやりと眺めながらの執筆です、マッブ スィーーー)
旅の全ては、写真の整理もしながら、順次ゆっくりとアップして参ります。時折覗いて下さい。
今回の旅には、幾つか目標を立てました。
ひとーつ:出来るだけホテル移動をしない
ひとーつ:ミラノでミラノカツを食べる
ひとーつ:HARUは素敵な赤い革靴、HIDEはキレイな革手袋を自分に買う
ひとーつ:最後の晩餐を観る、ついでにドゥオーモを観る
ひとーつ:同じトラットリアへ何度も通う、そして叉来たか・・と呆れて貰う
ひとーつ:フランチャコルタのワイナリーを訪ねる(勿論試飲する)
ひとーつ:シチリアで海を見ながらぼーっとする
ひとーつ:シチリアでアランチーニを食べる
ひとーつ:ローマで美味しいトリッパを食べる
8時間のハワイフライトで思い知った、閉所恐怖の壁・・今回はビジネスクラスという暴挙に出て、何とか克服を試みたのですが・・
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アペリティフとコース一皿目のパスタ(それぞれ別のパスタを選びました)
でも到着時はグッタリのHARUです。ミラノの街に到着した20時には、現地はまさに夕食時!ですが、我々は体調を整える為に飲食は無し。
・・スーパーで水を購入し、夕暮れの駅前で平然を装います。
ベッドに入っても、1時間から2時間おきに目が覚めてしまいますが、焦らずにまずはじっくりと時差調整の夜です。
今回は極力「移動をしない旅」と思っていたにも関わらず、いずれ海に沈んでしまうと言われているヴェニスへ移動です。
・・朝から1泊の荷物を携えて、電車移動です。ちょっとむくんでる?
サンタルチア駅は、ホームを出ると見事に運河です。勿論お迎えのタクシーもボート!素敵な景色ですが、雨。
・・駅までお迎えのボートに乗り込みます。
土砂降りの間はピッツェリアで昼食をとり、晴れ間の出た合間に街歩きです。
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サンマルコ広場の昼と夜。潮が満潮になると、広場中央のマンホールから海水が吹き上がってきます。この日も、夜は水浸しでしたよ。
観光のついでに、伝統的なヴェネチアグラスの工房を訪ね、皆様に使って頂けるように、グラスをゲットしました。
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めっちゃ気さくな店員さん、大阪弁でした。グラスはリチェッタで使っていますので、実物をごらん下さいね。
実は、今回の旅行の中で、ヴェニスが一番歴史のあるホテルで、しかも予約の取りづらいホテル内のリストランテを予約しておきました。
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朝から晴れた中、午前中はゆっくり街歩きをして再びミラノへ移動。
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普段、早起きとは無煙の我々ですが、朝散歩。ヴェネチアの街は、歩き回るのも楽しいですし、ボートから見る町並みも素敵。
ミラノへ戻る高速鉄道は、見事に109分遅れ。流石はイタリア時間。一休みして夕方から、ミラノのホテル周辺を歩いて夕食のトラットリア探し。
事前にHIDEがネットで検索して目星をつけていたお店「IL PIOLO」を発見。
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左はミッションの「ミラノカツレツ」、右はこのお店一押しのTボーンステーキとポテトフライ。意外とサッパリして美味い。
1軒目の料理とワインに満足して、翌日の予約もして、「毎晩同じ店に通う」ミッション成功の気配。
ホテルでサラダ、プロシュート、エスプレッソを飲んでから、地下鉄に乗ってミラノ散策に出発!
・・切符も買い慣れると、意外に便利です。
地下鉄から地上に上がると、正面にDuomo(ドゥオーモ)、すごい迫力です。組まれた石(トラバーチン)の模様も見事。
・・・・・・中も凄い!
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これ、超おつなドゥオーモ見学の裏技。隣のデパート(LaRinacente)屋上のカフェから、ドゥオーモを横に見ながらゆっくりとビールです。
あまりにも心地よく過ごせるので、翌日も街歩きのガソリン補給に立ち寄りました。
Galleria Vittorio Ⅱ(ガッレリア)のアーケードも見事、何処を見ても歴史の深さがあって、キョロキョロ大変です。
・・高級ショップもたーっくさんありましたが、真っ赤な革靴と柔らかな革手袋には出会えず。
そして夕食は、前日と同じ「Il Piolo」。別なメニューを選んで、順々に制覇します。リゾットも美味かった。
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おーまた来たかってお迎えして頂き、ラビオリ、リゾット、薄切りステーキをトライ。そしてワインもガブリとおかわり。
翌日は日曜日、パイオーロはお休みなので、「明後日また来る」って予約してホテルへ帰還。
いよいよ今回の旅行の重要ミッションでだった最後の晩餐見学。
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サンタマリア デッレ グラツィエ教会です。見学は、キビシイセキュリティーチェックの後、一度に30人ずつ15分間の入室です。
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ところが、驚いたことに、去年の11月より写真撮影が許可されたとのこと、しっかり撮影してまいりました。やっぱり心がけが良い?!
午後はHARUのリクエストミッション、アルファロメオミュージアムの見学です。
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我々、アルファロメオは4台乗り継ぎましたが、エンジンの音が好き!そして粋な革のシートが気持ち良かった!またいつか乗りたいな。
見学の後は、「夕日」のキレイなナビリア地区へ出向き、運河のほとりを散策、そして夕暮れを楽しみながら、遅めのランチです。
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ドゥオーモへの石の運搬にも利用された運河沿いを散策して、勿論スタートはビッラ。発音が悪いとビールにありつけません。
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イタリアのカルボナーラは、生クリームを使わずに仕上げます。オッソブーコもホロホロに柔らかく煮込まれて、リゾットと共に頂きました。
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陽気で楽しいスタッフ。飲食店の彼らは、常に気を配って、よーく働きますよ。
この店のティラミスは、旅行中で一番美味しかったそうです。(実は、我々はイタリア滞在中に、一口もティラミスを食べませんでした)
今回同行した仲間全員一致で計画した、フランチャコルタのワイナリー巡りです。しかーも2カ所!
1軒目は、家族経営のこじんまりとしたワイナリー。年間1万本程度の出荷量だそうです。
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手作りのチーズとフォカッチャをつまみながら、3種類のスプマンテをタップリとテイスティング?本飲み?・・ですよね。
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右は説明とお世話をして下さった、ワイナリーの娘さんです。家飲み用に、1ダース確保です!
2軒目は、中くらいの規模のワイナリー。年間10万本程度の出荷だそうです。
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ぎっしりとストックされたスプマンテ、いーい景色ですね。そしてテイスティング?という名の本飲み!
ここは若い女性が説明と試飲のお世話をして下さいました。右は元々の領主が住むお城。
午前中に、立て続けのスプマンテ(発泡酒)6杯。なのに、皆元気にミラノ市内へ戻って散策を続けます。
午後はお部屋で遅めのブランチを摘まんで、一休み。
そしてミラノ最終日の夕食は、当然通い詰めたパイオーロ!
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生野菜がなかなか食べられないので、お願いして裏メニュー?のぱりぱりサラダを作って頂きました!
そして、毎晩お世話をしてくれたジョゼッペさんと記念撮影。
この旅の難点は、移動の度に飛行機に乗らねばならぬ事。HARUの自律神経もやっと落ち着いたと思いきや、また2時間超えのフライトで乱れます!
・・ミラノ空港で見つけたbenchiのショップ。チョコレートのジェラートが美味かった。
・・搭乗前、ちょっと憂鬱なのですが、平静を装います。HIDEは単に飲み疲れ?
空港でとても気さくなガイドさんと一緒に、ホテルへのチェックインを後回しにして、素敵な海辺のレストランでランチ&ワインです。
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そして、ここから海と空を眺めて暮らす5日間!
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広場の後方は、活火山のエトナ・・・ホテルのテラスから眺める海
タオルミーナの街は、ホテルから歩いて10分程度。楽しい。
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街はどこも坂道と階段だらけ、そして小道の奥にもこんな素敵なワインバーがあちこちにあります。ウエイターもイケメンでしょ。
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HARUは赤い革靴(一番右の靴)をお安くゲットして、ミッションクリア。
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お買い物に疲れたら、道ばたで調達した木イチゴ?とフランチャコルタで調達したロゼスプマンテで体をほぐします。
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ホテルのレストラン前バルコニーで、夕暮れの青と海のブルーが混ざり合う時間、夜8時20分頃が最高でした!
ギリシャ劇場の見学、そしておいしいディナー。
・・イタリア半島に朝日が昇る直前です。毎日部屋のバルコニーから眺めました。
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ギリシャ劇場跡は、山の上まで登ります。運動不足の我々も歩きます!この日のエトナ山は、噴火はありませんでした。
・・歩いた後は、グラニータで一休み。フレッシュフルーツの作りたてです。
ボートに乗って、青の洞窟探検?。船上でアーモンドのワインを振る舞って頂き、良い気分。
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カプリ島の青の洞窟が有名ですが、タオルミーナの洞窟でも海が青ーく光のです。しかも狭い入り口をくぐらなくて済むので、快適でした。
シチリアで最高の時を過ごし、ボチボチローマへの移動です。
・・シチリア最後のおつまみは空港でビールとアランチーノです。
ライスコロッケですが、思った以上に大きくて・・何度か食べましたが、とても一人で1個は食べられませんでした。
そして、HARUの苦手な飛行機でローマへ移動します。キツーーー。
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でも、頑張って夜は美味しいローマ風煮込みを求めてオステリアで食事。さらにホテルへの通り沿いにあるワインバーで、は・し・ご!
ガイドさんに案内してもらい、ローマの遺跡の多さ、凄さ、そして観光客の多さに圧倒された1日。
そして、地元のモツ煮込み料理も堪能。お腹いーっぱい。
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イタリアのカルボナーラは、クリームを使わず卵とチーズで濃厚に仕上げてありました。美味い!
ベタに真実の口、トレビの泉etc.も回りましたよ。
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・・この景色、あまりピントきませんよね?これトレビの泉の側面です。
夜は、地元ガイドさんお勧めのバールで、程よく冷えた生ビールとつまみ・・そして勿論赤ワイン達。
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このお店のスタッフは、イケメンが多いのですが、ガイドさん曰く、皆ゲイっぽいのだそうです。ちょっと納得?!
門を入ると国境を越える、不思議な感覚です。
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サン・ピエトロ大聖堂の入り口と内部です。トラバーチン、見事でしたよ。
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宮殿内は、どこもかしこも芸術であふれかえり、きっと隅々まで見学するには一生掛かるのかも・・
お目当てのシスティーナ礼拝堂で、ミケランジェロの天井画を見るまでに、延々と迷路の様な回廊を進みます。
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飲食店の人々は、ほんとにクルクルと良く働きます。素敵!お店の外観は、古ーい建物なので、まったく目立ちません。
・・よく歩いた後のビールは、格別美味い!ピッザにもよく合うー。
スペイン広場は改装中、去年末までに終わる予定だったらしいのですが、やっぱりイタリアですね。堂々と半年も延びています。
・・修復工事、この時点でもう6ヶ月遅れですって。イタリアって凄い。
一応広場の見学はしましたが、お目当ては革手袋のお店。HIDEの手袋をゲットして、ミッションクリア。
ついでに、(本当に、ついで)HARUは素敵なネクタイをゲット。
最終日は、午前中にお土産の美味しいチョコの買いだし。お昼には空港へ向けて移動開始。
・・最後の一踏ん張り、この度4回目の飛行機ですぅー。
長ーくのんびりした旅も、やはり終わってみるとあっという間。
・・機内にて、フルコースのディナーで締めくくり。
そうそう、お客様にもちょーっぴりイタリアのお裾分け、ベネチアグラスを購入してきました。
これからは、ずーーっとこの旅を思い出して、肴にして、飲むんだ・・きっと。
・・・帰宅後、フランチャコルタで発送した泡が到着しました。
あー楽しかった!皆様もイタリアはいかが?
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